あやこについて

伊豆高原 一碧湖のほとりにて (2016年春)
伊豆高原 一碧湖のほとりにて (2016年春)

 幼い頃は裸足で木登りをし、おやつには花の蜜や肉桂の根をかじり、

蝶やトンボを追いかけて自然の中で過すのが好きでした。

 

カラダを動かすことも勉強することも好きでしたが、とりわけ美術や音楽が得意で、
特に合唱でハーモニーを感じることは大きな喜びでした。

 

高校生の時、ひとり雨の田んぼの畦道で、

割れんばかりのカエルの大合唱と一緒に声を出していたら
「ああ!命がけの愛の叫びの中にいるんだ!」と突然気づいて魂がふるえました。

カエル達の波長にシンクロしたのだと思います。

その後も馬や鳥、猫や犬、ムササビなど動物と声で交感したり、

木々や草花、風や水の流れ、河原の小石や巨石など、自然とセッションすることの喜びを発見していきました。

 

 

 調和に満ちた美しい自然界に身を置くと、自然と自分のエネルギーが同調し調律され癒されます

 

自然の中で声を出すことは、私にとって喜びであり、

解放であり、癒しであり、調律であり、自らの今と出会う自己探究そのものです。

 

悲しい時も、嬉しい時も、声という波動を出しながら自然と対話していくと、

自然が鏡となって本当の自分に気づかせてくれます。

 

そして気づきは自分を認めたり在り方を変容させるチャンスになります。

 

内なる自分を探究する声のインナーダイビングは、深くも浅くも楽しめ、

時に厳しく、時にゆるやかに、

私をついつい泳がせてくれるありがたいライフワークです。

 


 大昔から、人々は自然とともに唄ってきました。クジラも鳥も、オオカミもうたいます。
自然とともにうたうことを忘れていた間、

私たちはたくさんの病を持つようになりました。

 

眠らせていた感性を呼び覚まし、大自然の叡智と再びつながり生きる、

よろこびの時がすでにここに来ています。

 

野生の生き物達の輝きが、自分の中にもある。

声を使って楽しみながら、それを呼び覚ますことが出来る!
調和に満ちた美しい自然が私たちの調子を整えてくれるように、
調和に満ちた心地よい声や音の波動・振動を自ら創りだすことで、私たちは自他の調子を整えることができます。

私は森羅万象の自然大宇宙が教えてくれた、

この癒しと変容のチューニングプロセスを、遊び心をもってあなたと分かち合います。

 

 ワクワクを羅針盤に生きる、天然の自分と出会うただ一つの方法は、自分を知ること。

魂の旅は永く、自分と向き合うことは時に厳しい。だから一緒に声を出そう。
やさしさのエネルギーに包まれて、共に生きる力をチャージしあおう。

いたわりと友愛の声の波動で互いを励まし、元の氣が湧き出る自分へと変わりゆこう。

そして喜び満ち足りたときには、あふれるエネルギーを、他の誰かの瞳が喜びで輝くために使おう。

 

 

 大自然は想像を遥かに超えて感動を与えてくれます。

感動はものすごくダイナミックなエネルギーです。
今すぐにでも体ごと大自然の中へ飛んでいって、全身全霊で自然を感じたい!!!

見ること、聴くこと、触れること、味わうこと、嗅ぐこと、体感すること、
心を揺さぶられること、カラダが自分が宇宙と解け合うこと・・・

意識と無意識を行き来しながら いのちの不思議を体験する。
広大な宇宙の ひとしずくのワタシが ひとしずくのアナタが
唄ったり、泣いたり笑ったり。 ちょっとおどったり、瞑想したり。
野生がうごめき、全身全霊の雄叫びをあげる。

 

ココロの声に寄り添って カラダの声に寄り添って。自分で心地よい、新しい扉を開いてゆく。
「声」で自分を知りながら、天然の自分に出会いながら、魂の旅を続けている。
旅路の途 村に集いてめぐりあわせの響き愛。 うれしたのし光の方へ変わりゆく

2013年 喉歌ホーメイの故郷、南シベリアのトゥバ共和国にて

プロフィール

静岡県出身。子どもの頃より合唱や音楽、自然に親しみ、不思議な霊的体験を繰り返す。

美術大学で民族音楽やシャーマニズム、アニミズムに出会い、

ヒーリングにも興味をもつ。「声の森」はこの頃から始めた。

 

喉から同時に2つ以上の音を出す倍音歌唱法ホーミー(ホーメイ)やイヌイットの喉歌、

ブルガリアンボイスやオルティンドーの他、

アフリカ・アンデスの音楽など、大地や自然界との深い絆を感じる民族音楽・文化に強く惹かれ、

天地森羅万象の宇宙とつながる生き方・文化にワクワクする。

 

大学卒業後、美術講師として10年間、幼稚園、小学校、中学校、高校で教壇に立ち、

民間企業の美術研究所でも児童や社会人クラスで講師を務める。

その間、作品制作をしながら似顔絵師としても活動。

 

2009年

日本を代表するヴォイスパフォーマー巻上公一氏に

ロシア連邦トゥバ共和国に伝わる喉歌、ホーメイを教わり、口琴にも出会う。

以来、自分の奏でる口琴や声で、動物達が近寄ってきて聴いてくれる体験を重ねる。

 

2011年

東日本大震災を機に講師の職を辞し、

シャーマニックな即興voiceパフォーマンスや

ライブペインティングを行う。さまざまな演奏家とコラボ。

また、内モンゴルとシルクロードを馬で旅する。

 

10代、20代、30代と、誰しもがそうであるように人間社会の中で思い悩み、
心の闇と対峙しながら生きている意味を長い間自問自答していた。
その、無限のカオスともいえる泥の中から、
一粒の光を見つけるまでの長い時間を耐え抜いたのは、
自然の中で声を出し、湧き出るままに唄い踊ることで
全身全霊が癒されていくプロセスを体験していったから。
 東日本大震災を転機に、自らの体験と実践を軸に編み出された
「声を使って自分で自分を癒す術」を世の中に現して、

よりよい世界のために誰かのお役に立つ生き方へシフトすることを決めた。

「Ayakoの声のワークショップ」を主宰し、伊豆で定期的に開催。

 

 

2013年

ホーメイの故郷、南シベリアのトゥバ共和国に3ヶ月滞在。

現地でホーメイや擦弦楽器イギルを学び、遊牧民と交流し、シャーマンの儀式に参加。

宇宙・自然と調和しながら自分の魂のままに表現すること」、

愛するものと笑顔で平和に生きること」が自分の真の望みであると再確認。

滞在中現地で開催された「ウストゥフレ国際音楽祭」にて、

口琴と声のシャーマニックな即興パフォーマンスをし「最優秀ソリスト賞」を受賞
喉歌ホーメイの源流であるこの国でこの賞をいただいたことは、

その場でつむぎ出される声や音で自然の中のありのままの自分、

自分の中のありのままの自然をうたっていくこと
天より承認していただいた想いだった。


2016年
東京で「アヤコ村の声のワークショップ」を始動。
その他、伊豆、河口湖、三重、名古屋、奈良、大阪、京都など各地でのワークショップに加え、
各地で様々なアーティストやヒーラー、シャーマンと共演。

 

2017年
東京から長野県へ移住

2018年

長野県上田市の稲倉の棚田で自然農法を実践しながら「棚田ビレッジ」を主宰し

半農×半アーティストな暮らしを実践

2019年

長野県東信地域を中心に定期的に福祉施設やイベントでの音あそび&芸術表現ワークショップをひらく。

長野県の自然を満喫するリトリート開催。

2020年

アヤコ村→あやこ村へ。よりまあるく、まんまるく。


 


■ワークショップなど、イベントのスケジュールはこちら→スケジュール